品質管理・製造体制
化粧品の充填工程では何をチェックしているのか|製造現場の裏側
「入れて終わり」ではない充填工程。クリーンルーム内での検査体制を紹介します。
前回は当社のGMP準拠工場・クリーンルームについて紹介しました。今回はその中で行われている「充填」という工程に焦点をあてます。中身を容器に入れるだけの単純な作業に見えて、実際には複数の確認ポイントがあります。
充填は「入れて終わり」ではない
充填工程では、処方された中身を規定量どおりに容器へ移し替えます。ここで見ているのは量の正確さだけではありません。容器に気泡が入っていないか、キャップがきちんと閉まっているか、ラベルの貼り付け位置がずれていないかなど、見た目の仕上がりに関わる部分もあわせて確認しながら進めています。
クリーンルーム内で行う理由
充填時は中身が外気に触れる工程でもあるため、前回紹介したクリーンルーム内で作業を行っています。空気中の微粒子・浮遊菌を管理した環境で充填することで、製造ロットごとの品質のばらつきを抑えることにつながっています。
抜き取り検査による確認
充填が終わった製品は、全数ではなく一定数を抜き取って重量や外観を確認する「抜き取り検査」を行っています。異常が見つかった場合は、そのロットに遡って原因を確認する体制を取っており、GMPで定めた記録・管理の考え方を実際の工程に落とし込んでいます。
OEM案件でも同じ工程を通します
自社ブランド向けであっても、OEMでお預かりする案件であっても、充填からその後の検査までは同じ工程・同じ環境で行っています。自社グループ工場で一貫対応しているからこそ、案件ごとに工程を変えることなく、同じ品質基準で進められる体制になっています。